私は職業柄、治療院お越しになる患者様以外にも、
街行く人やテレビに出ている人など様々な方の歩く姿が気になります。
実際に街行く人の歩き方を見ていると
『正しく歩けている人は全くいない』と言っても過言ではありません!
「膝が曲がっている人」
「足首が左右に傾いている人」
「ガニ股の人」
など様々な方がいらっしゃいます。
せっかく素敵なお洋服を着ていても
ヒールの靴を履きこなせず前傾姿勢になって
膝を曲げて歩いている女性を見ると本当にもったいないなと感じます。
颯爽と歩いているサラリーマンが
左足だけガニ股になっていて
真っ直ぐに歩けず
自然と左斜めの方向に歩いているお姿なんかもよく見かけます。
ご年配の方の中には
膝を曲げて小またでちょこちょこと歩いている人が多く
股関節を痛めないかと心配になります。
その結果、実年齢よりもお年を召しているように見えてしまうなと思ってしまいます。
もちろん見た目が悪いだけではなく
間違った歩き方をしていると
お身体に負担がかかり、そこから不調や不具合が生じてきます。
そもそも、日本人は『歩く』事があまり上手ではありません。
それは先祖代々から受け継がれた生活スタイルによるものが大きいようです。
日本人の姿勢の悪さは昔からの生活スタイルが原因と言われています。
農耕民族だった日本人は
作業をする時に鍬で土をならし、種を捲き
収穫したりする時に、身をかがめて作業をします。
鍬にしてものこぎりにしても、また日本刀にしても
奥から手前に引く力を使う事がほとんどです。
『引く』という動作によって背筋を使うため、背中が丸くなり、お腹が緩むようになっています。
日常では椅子ではなく床での生活で、座る際はあぐらをかきます。
すると腰が落ちて常に骨盤が後ろに傾いてしまいます。
骨盤が後傾気味になる事で背中が丸くなって、
日常的に太ももの裏が緊張し、歩く時に太ももの前と
ふくらはぎ でバランスを取ろうとするため足が太くなります。
さらに、太ももの裏側が緊張すると
同時に股関節まわりの筋肉が緩んでしまう為
股関節を伸ばして歩きにくく
ちょこちょこと歩くようになってしまいます。
一方、狩猟生活、椅子生活の欧米人は筋肉の発達の仕方が全く異なります。
鍬のように土を引いて穴を掘るのではなく、
地面にスコップをさして『押す』力で土を掘り起こします。
日本の包丁は引いて食べ物を切るのに対して、
西洋のナイフは押して切ります。
西洋ののこぎりも押して切れるような刃の仕組みになっていて、
日本人が『引く』力で作業をするのに対して、欧米人は『押す』力で作業をします。
また、欧米人は骨盤が前傾している人が多く、腹筋が伸びて姿勢が良く見えます。
さらには太ももの裏側が発達してするので、ヒップアップ効果もあり、
足を引き上げる筋肉が発達するので、一歩一歩が大きく、膝裏を伸ばして歩く事ができます。
骨格の作りの違いや足の長さの違いだけではなく、身体の使い方によって
発達している筋肉が、日本人と欧米人では異なります。
持って生まれた体格と、長年の生活様式による発達する筋肉の違いで、
日本人より欧米人の方が歩くお姿が綺麗です。
私たち日本人は自分たちの骨格や筋肉、姿勢の特徴を理解した上で、
何を意識し、どこに気をつけて歩けばいいのでしょうか。
その答えはあなたの足首にあります。
重要なのは『バランスポイント』です。
無理に長距離を歩いたり、階段の上り下りをする必要はありません。
『正しく歩けば 1日300歩』で十分です。
フットマスターは、治療家であると同時に、足の専門家です。
正しい歩き方
正しい靴の選び方
正しい足首の使い方
オーダーメイド矯正インソール
につきましては、フットマスターである私にまでご相談くださいませ。
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